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就業規則を「AI+ひな型で」作成したけれど、不安が残る方へ【社労士対応】

更新日:6月20日

AIで作成した就業規則のチェック

「ひな型を元に、AIを活用して就業規則を作成したのですが、チェックしてください」というご相談・業務のご依頼をいただくことが増えました。


確かに、AI(チャットGPTやクロード等)と一緒に会話しながら作成すれば、ある程度の就業規則は作成できます。時代の流れだと思いますが、完全にAIに任せるには不安がある会社様も多いようです。


そこで、このページでは、AIで作成した就業規則のチェックの料金について、「よくある質問」を中心にお話させていただきます。


ひな形+AIで就業規則を作成する方法


この記事をお読みの方の中には、これからAIを活用して就業規則を作成しようとしている方もいるかもしれません。そこで、まずは、就業規則のチェックの料金の話をする前に、AIを使用して就業規則を作成する方法について解説します。


AIで就業規則を作成する場合に避けるべきこと


まず、AIに就業規則の叩き台をゼロから作成してもらうのはだけは、やめましょう。就業規則のひな型は会社で用意してください。就業規則は体系(章や節)が重要だからです。体系がきちんとした雛形を使用することが大切です。厚生労働省のひな型なら無料で、しかも、データ形式で手に入ります。就業規則の雛形が納められたCD-ROM付きの書籍を購入しても良いと思います。


そして、チャットGPTなどのAIに質問しながら進めることにより、時間をかければ就業規則自体は完成します。


最近は、ネット上の情報から引用してくるのではなく、自分がアップロードしたファイルだけ学習するようなAIもあります。誤情報が混ざりにくくなります。


チャットGPTのような汎用性の高いAIとの併用はお勧めです。


AIを活用して作成した就業規則のチェックの料金


以上の流れで、AIを活用して就業規則を作成すれば、ある程度の就業規則はできます。人事部がある企業であれば、それで済むケースが多いでしょう。そもそも、この記事をお読みの方なら、もう、すでに行ってると思います。


しかし、やはり、完全にAIに任せるには不安がある会社様も多いようで、以下の観点から就業規則をチェックして欲しいというご依頼を受けます。


  • 法的な観点から問題がないか?

  • 想定外の不利益となる内容は含まれていないか?

  • 部分的には正しくても、就業規則全体として矛盾していないか?(部分最適と全体最適)

  • 抜け落ちている視点や、思わぬ盲点がないか?


確かに、気になる点だと思います。AIに質問しても少しズレている回答が返ってきて、最後はよくわからなくなるようです。


そして、その際に、以下のような質問を受けます。


Q:AIが作成したのです。(人間が作成した場合より)安くなりませんか?


この質問に対しては、「人間が作成した場合と料金は同じです」とお答えさせていただいています。AIを活用すると完成までの時間は圧倒的に短縮しますが、人間が作成した場合より、誤りが少なくなるわけではないからです。むしろ、人間が丁寧に時間をかけて作成した場合の方が誤りは少ないぐらいです。


当事務所の就業規則のチェックの料金額


一律5.5万円(税込)


就業規則のチェックの料金額は税込一律5.5万円で、条文変更は別料金となっています。料金に含まれる内容などの詳細は、以下のページをご覧ください。



「AIで作成した就業規則」に関して急増しているご相談


ところで、AIを活用して作成した就業規則に関して、最近、急増しているご相談があります。以下のご相談です。


「AIを使って7~8割ぐらい完成させました。(残りの2~3割の部分を)確定したいので一緒に作成してもらえますか?」


お話を伺うと、その完成していない「2~3割」は会社にとって極めて重要なことなのに、

AIに聴いてもコロコロ見解が変わり、不安を覚えるようです


もちろん、大歓迎です。


AIでは解決できない問題に対してもお役に立てるのではないかと考えています。なぜなら、就業規則の関連業務に専門特化(業務の99%超)している事務所なので、現在、ご相談頂いた際に、初見の問題がほとんどないからです。


特に、御社が知り合いの専門家に相談しても良い回答(納得がいく回答)が返ってこなかった場合などは、特に、お役に立てると考えています。当事務所の就業規則のお客様の中心は顧問社労士・顧問弁護士の先生がいる企業、過去に他の専門遺家に就業規則を作成してもらった企業が中心だからです。


まずは、当事務所の無料相談をお受け下さい。お時間の制限は特になく、1日、30分でも3時間でも必要な時間じっくりと行わせていただきます。


しかし、時間の制限のない、就業規則無料相談をお受けいただける方には条件があります。詳しくは就業規則無料相談ページをご覧ください。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


フェスティナレンテ社会保険労務士事務所

代表・特定社会保険労務士 小嶋裕司


執筆者プロフィール

開業以来、15年以上、就業規則とその関連業務に特化した特定社会保険労務士。業務の99%以上が就業規則に関連したものであり、あらゆる就業規則業務の経験を持つ。多数の利害関係者の調整が必要な業務、複雑な案件、長期にわたるプロジェクトなど、高度な専門性が求められる業務を多数手がけてきた。特に、就業規則の見直し業務においては、顧問社労士や顧問弁護士がいるにもかかわらず当事務所に依頼する企業や、過去に他の専門家に依頼していた企業が全体の70%を占めており、就業規則関連に特化した専門性が高く評価されている。近年は、「AIと就業規則ひな型」を活用して就業規則を作成された企業から、「最後に残る不安や疑問の解消」や「全体最適のための専門的チェック」のご依頼が増加。豊富な経験をもとに、最終的な仕上げや完成度向上を目的としたサポートのご依頼が多い。


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